【 映画 】張耀揚的電影1986‐
ストーリーローズ‐恋を追いかけて‐ Rose/Lost Romance
[王攵]瑰的故事
天真爛漫な美少女・ローズ(マギー・チェン)は、両親亡きあと兄・チャールズ(チョウ・ユンファ)に守られて何不自由ない生活を送っていた。そんなローズの理想の人は兄自身。理想の恋を求める彼女は恋を繰り返し、ある日建築家のトニーと出会うが、彼には婚約者がいたため失恋してしまう。ローズは失恋の傷を癒すため、パリへの留学を決意する
チョウ・ユンファ&マギー・チャンの兄弟愛・恋愛を描いた「エエオンナは得でっせー」的な自己中心な内容。っていうより何が言いたいのかワケわかりまへん。
簡単に言えば、兄の友人夫婦までも、その美しさと天真爛漫さ?で破壊する波乱万丈なモテモテ女の物語です。マギーが演じる主人公ローズはたぶん女には嫌われるが、男は好きになるタイプ。でも、マギーだから許す。水着姿も見たから許す。わしも男だったら惚れる。
ロイ兄さんの役はカメラ小僧アレックス君。マギー演じるローズに片思いしている青年で出とる。前半10分ほど出演し、あっさりフラれてしまう。時代が時代なのか 思いっきりハイウエストの紫色のポロシャツにかなり引きますた・・・
1986香港
director: 楊凡 cast: 周潤發/張曼玉/張堅庭/張國強
プリズン・オン・ファイヤーPrison on Fire
監獄風雲
誤って人を殺したために刑務所に収監されてしまったイウ(レオン・カーファイ)。極悪の囚人たちの中で居場所のない彼は、気のいい牢名主チェンと友情を結ぶ。彼もまた、はずみで自分の妻を殺すという哀しい過去を抱いていたのだ。そんな二人にことあるごとに地獄の責め苦を強いる鬼の監視官。理不尽な暴力に立ち向かうイウたちと監視官との命がけの対決が迫る…。
カーファイさん&ユンファ兄さんの獄中友情物語 ロイ兄さん、イヤミでずる賢い看守役で登場。兄さんの悪役街道路線を決めた作品と言っても過言では無い。
観ているだけで怒りが沸くのでキャラクターとしてのインパクトは良いのではかと。最後はブチ切れたユンファ兄さんに二段ベッドからとび蹴りされ、耳を喰いちぎられたときは観ているわしまで何だかスッキリ(兄さん迷なのに・・・)
まっ、それぐらい熱演ですた
1987香港
director: 林嶺東(リンゴ・ラム)
友は風の彼方にCity on Fire
龍虎風雲
捜査官が殺された。 警察から秘密捜査官チャウが捜査のため派遣され、黒幕の宝石強盗団の組織に潜入する。 彼は宝石店の襲撃計画で組織の幹部フーと接触するうち、友情のようなものを感じ始め…。
タランティーノ監督『レザボア・ドックス』の元ネタになったといわれる作品。っていうか、タランティーノ監督・・・ネタというよりも、まんまじゃん!!ってツッコミはさておき・・・
李sir(窃盗団)&ユンファ(潜入刑事)の友情物語。警官役ばっかりな印象の李sir(ダニ・リー)がめずらしくチンピラ役ってのは新鮮ですた。ユンファ兄は絶頂期の格好よさがあり、李sirとの組み合わせがさらに物語を良くしている 二人の出会いのシーンが格好よくて印象的 物語自体が面白くて、捜査官チャウと窃盗団のフーの関係性にすごく引き込まれる内容。 そんな粋な二人の存在に負けじと兄さんはイヤミなエリート警察官役で登場。同じ警官の發仔を目の仇にしております。
ホント、いやみったらしいというか、憎たらしいっつーか。そんなんだから、最後は石でボコボコにされます。その演出に思わず「ヨッシャ!」と思ってしまいますた・・・兄さんゴメンナサイ(汗)
1987香港
director: 林嶺東(リンゴ・ラム)
學校風雲School on Fire/學校風雲
學校風雲
「東南中学」女子高生の朱婉芳(袁潔瑩)はチンピラの抗争に巻き込まれ、この抗争事件で警察沙汰となってしまう。
ファニー・ユン演じるごく普通の女子高生、朱婉芳を不幸のどん底まで突き落とす兄さんの姿に物凄い怒りでワナワナと・・・そら、ラムさんもダミアンさんも怒り心頭だよ
「風雲」シリーズで、イヤ今までの役の中でもダントツに悪いキャラクターかもね。いやぁホント悪い人ですた あそこまで悪い役に徹してられるのか??と、うーーーんとアタマを抱えるくらい悪の塊ですた
物語は林東嶺(リンゴ・ラム)監督らしい、ずっしりとした社会派ドラマ
んが、あまりのバイオレンスな内容と兄さんの非道さにさすがのファンのわしでも過去2回しか観賞してまへん。で、こうやって考えると、この頃は林東嶺監督作品に多く出てますけど、監督は兄さんのこと好きだったのか、嫌いだったのか・・・
しかも、あまりの豪快なダンスシーンに立ちくらみが・・・・・・ゴリラなんですか?やっぱ。。。
1988香港
director: 林嶺東(リンゴ・ラム)
cast: 袁潔瑩(ファニー・ユン)、林正英、劉松仁、李麗蕊、張耀揚(ロイ・チョン)
いつの日かこの愛をWild Search
伴我闖天涯
荒れた生活を送る刑事のルウ。ある犯罪組織を追って取引現場を急襲した際、組織の女が死亡。捜査のため女の妹に会ううち、二人の間に恋が芽生える
發仔&チェリー・チャンの大人の恋愛が絡んだ刑事もの。ロイ兄さんは發仔をこれでもか!というくらい追いかけ回すベトナム出身の殺し屋。 玄関のドアを開けての登場がわし的には結構好き ゴツイ兄さんがあんまりゴツク見えなくて、ちょいと少年っぽい(登場シーンだけだけど) その後は、組織の大ボス、チョン・プイの存在を蹴散らすような存在感でにユンファ兄さんに恨みをもって大暴れ。まっ、いつもの事です
1989香港
director: 林嶺東(リンゴ・ラム)
黒社会TRIADS the Inside Story
我在黒社會的日子
香港最大のマフィア組織・洪興社の組長クワンがライバル組織に暗殺され、彼の一人息子リー(チョウ・ユンファ)がアメリカから帰国する。組織の幹部たちは、跡継ぎになって欲しいとリーを説得するが、マフィアを嫌うかたぎの彼は頑として受け付けなかった。しかし、縄張りを狙うビョウの手下に襲われたところを幹部たちに助けられたリーは、組織を企業化することを決意。彼のやり方で黒社会の抗争をまとめてゆこうとするのだが…
兄さん準主役級。ユンファさんが主演ですが存在感はユンファ並みにでかい。 キャラクターとしては直情型のトラブルメーカーな役どころ。黒社会に20年もいるのに未だ出世できないチンピラ風情。 ユンファの命を救ったことから出世。そのユンファを救うシーンではミニバンに撥ねられて病院に入院しても普通にタバコを吸うくらい元気。まじで体力ゴリラ ですが、準主役級扱いも虚しく内容が悲しいほどに盛り上がりに欠ける(涙)んじゃが兄さん男前に見える場面がいし悪い人ではないってのはちょいと嬉しい
1989香港
director: 黄泰來(テイラー・ウォン)