HK CINEMA LABO 映画と猫。ときどき雑記帳

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ゴッド・ギャンブラー/賭神

STORY

人々から賭神と唱われる天才ギャンブラーのコウ(チョウ・ユンファ)は賭博王シンを倒すよう依頼される。ボディーガードのドラゴン(チャールズ・ヒョン)と香港に戻ったコウは電車の中で刺客に襲われる。

電車から飛び降り難を逃れたコウだったが、チンピラのナイフ(アンディ・ラウ)達が偶然仕掛けた罠に嵌ったコウは崖から転落し記憶喪失となってしまう。

REVIEW

チョウ・ユンファの表情の使い分けはスバラシイ!の一言。

この子供に戻ったユンファ、スゲーカワイイ。っというかユンファ兄さんアンタ上手すぎ!

物語は構成も笑いも、アクションも計算されてたように盛り上がる。

最初はコウの持っていた金欲しさに面倒をみていたナイフも次第に絆が生まれてくるところがまたイイんだよね。途中、ナイフが‘チョコ’ことコウを置き去りにしようとするシーンがあるが、そこがまた何とも言えずいいシーンでジーンとくる。

チャールズ・ヒョンが演じたドラゴンの階段でのアクションもいつ見ても惚れ惚れ。最後の対決もカッコイイ!の一言。オチもよかった。

とりあえず、これから紹介していこうと思う「ゴッド・ギャンブラー」シリーズは私の説明云々より是非観て頂きたい。

この「ゴッド・ギャンブラー」についてなんですが、シリーズとしてチョウ・ユンファが主役で言うなら本作「賭神」(ゴッド・ギャンブラー)と「賭神2」(ゴッド・ギャンブラー完結編)が正式な続編です。

俗に言う「賭侠」(ゴッド・ギャンブラー2)や「賭侠?之上海灘賭聖」(ゴッド・ギャンブラー3)はアンディ・ラウチャウ・シンチーが主役。チョウ・ユンファカメオ出演程度です。監督は王晶(ウォン・チン)、とりあえず主役にボディーガード・ドラゴン演じたチャールズ・ヒョンがついていれば正式?なゴッド・ギャンブラーシリーズみたいなもんです。

まぁあまり細かいことはこだわらず楽しんで見て下さい。他のゴッド・ギャンブラーと見比べるのも楽しいかも。

ちなみに間違えやすいのはどちらもシンチー主演「賭聖」(ゴッド・ギャンブラー賭聖外伝)はジェフ・ラウ監督のパロディで、王晶の「賭侠?之上海灘賭聖」(ゴッド・ギャンブラー3)とは別もん

1989年/香港

監督- 王晶(ウォン・チン)

出演-周潤發(チョウ・ユンファ)/劉徳華アンディ・ラウ)/王祖賢(ジョイ・ウォン)/張敏(チョン・マン)/呉孟達(ン・マンタ)/向華強(チャールズ・ヒョン)