HK CINEMA LABO 映画と猫。ときどき雑記帳

映画ときどき猫。音楽、パソコン、趣味

アンディ・ラウの神鳥伝説/九一神鵰侠侶

STORY

王女を誘拐したインは、シティー・ハンターのメイクワン(梅艶芳)に両目を潰され投獄される。メイクワンは双子の姉(梅艶芳二役)、仲間であるティン(劉徳華)とチェン(鍾鎮濤)と平和に過ごしていた。そんな矢先、インの愛弟子シルバー・フォックス(郭富城)がインの復讐の為メイクワンに襲い掛かる。激しい格闘の末、メイクワンを庇ったチェンはシルバー・フォックスの手によって殺されてしまう。このままではティンまでも犠牲になると感じたメイクワンはチェンの事を好きだったと偽りティンを突き放し姿を消す

REVIEW

アンディの“天幕”の作品第一弾。 現代なのか、近未来なのかワケのわからん時代背景をバックに、アクション、ややコメディタッチで繰り広げられています。

しっかし、ケニー・ビー死ぬの早っ!もうちょっと引っ張ってくれてもよかった気がする。 でも結構楽しめて観れるし、まぁイイか。

見所は何と言っても、随所にある笑いとラストの戦いでしょう。 なんか、真面目にやっているなーと思ったら、ちょっと笑いを入れてみたり。 そこのアンバランスさがなんか面白かったわ。

そして、アニタ姐さんの一人二役が見物。双子なのにまったく違う性格を演じていてホント上手い人やなーと関心してしまうし、笑える。 また、ケニー・ビーの妹役で出てたグロリア・イップが可愛いのなんのって。 なんで野球帽?って思ったりもしたが、あどけなくてイイのよ。 一途にアンディを想うんだけど、アンディはアニタ姐のことばかりを見つめているので、切ないんだよね。

この作品、もちろんアンディが主役なんだけど、思った以上にアーロンがよかった アーロンって人はスクリーンにいると色気が増す人だなぁっと常々思っていたが、 この作品でも悪役なのに光っているんだよね。そして、役柄的にも一番ツッコミ所が多くてツボですた。

物語は破綻気味なんだけど、テンポの良さと豪華な出演者でなかなか楽しめる内容ですた

製作- 1991年/香港  

監督- 元奎(ユン・ケイ)/劉鎮偉(ジェフ・ラウ)

出演-劉徳華アンディ・ラウ)/梅艶芳(アニタ・ムイ)/鍾鎮濤(ケニー・ビー)/劉嘉玲(カリーナ・ラウ)/葉蘊儀(グロリア・イップ)