HK CINEMA LABO 映画と猫。ときどき雑記帳

映画ときどき猫。音楽、パソコン、趣味

ターゲット・ブルー/中南海保縹

STORY

香港。中国政府直属のSPのエキスパート、チン(リー・リンチェイ)は企業の不正取引がらみの殺人を目撃したために命を狙われている美女ミシェル(クリスティ・チョン)の身辺警護の任務につく。チンはそれまで警備についていた刑事のポー(ケント・チェン)、その相棒ケンらを尻目に、邸の外はもちろん、中は寝室に至るまで監視カメラを備えつけ、食事は必ず毒味、彼女が寝る前にはベッドで爆発物のチェックまで行うという、徹底した警護ぶりをみせるが、行動が著しく制限されたミシェルは辟易してチンに辛くあたる。しかしやがて、文字通り体を張って一途に彼女を守ろうとするチンに彼女は惹かれていく・・・

REVIEW

いやー!リンチェイのストイックなSP姿に惚れそうですた。

でも、ストイック過ぎるリンチェイとセクシーなクリスティ・チュンの組み合わせって何だか照れるわい。

それにしても、クリスティ・チュン演じるミシェルは最初、リンチェイ演じるチンを疎ましくおもっているんですけど、デパートで殺し屋から襲撃させそうになって、命がけで彼女を守るチンに惹かれていくんですよね。その気の移りようが早いというか・・・まぁお金で何でも解決しようとする恋人に比べて、あんな格好良く自分を守ってくれたら、そりゃ惚れるけど。

んで、ミシェルはチンに思わせぶりっていうか、色っぽくチンに接近するんだけど、それに対してドギマギするチンの姿がこれまた何とも言えず。

何でしょう、リンチェイが恋愛絡むとこう甘酸っぱいというか、変にドギマギするんだよね。

あのブラインドのシーンはもう期待させちゃって、この?って言った感じ。でも、さすがリンチェイらしく生真面目な所がこうキュンってなりますた。

だけど、勿体ないのはケント・チェンの相棒のケン。彼は、スパイのような役割だったのですが、なんで、裏切り者になったんだろう?そのうえ、その裏切りもチンやミシェルにバレないまま殺されちゃって、その描き方が中途半端な気がする・・・

ケント・チェンや子役の子が味があっただけに、勿体ないなぁなんて感じた。

で、肝心のアクションなんですが、SPという役割なのでガンアクションが多め。

カンフーアクションを観たいわしにはちと物足りない気もしないでもないですが、

場面場面で見れるリンチェイの軽快な動きには、やっぱり惚れ惚れするものがありました。

デパートのガンアクションもよかったけど、クライマックスの暗闇で懐中電灯を飛ばして敵をバンバン打ち抜くシーンが格好いい。

その後、敵役であるコリン・チョウとの一騎打ちでの激闘は素手素手でかなり見応えあります。

物語のオチはなんだか納得いかない気がするんだよね。あのラストの腕時計の存在でハッピーエンドって形で納得したほうがいいのだろうか??う?ん・・・いや、でもあの腕時計にメッセージを感じた方がロマンティックでいいのかも知れない。

そして、最後の〆の軍服に中国国旗ってのがどうも解せない。でも、軍服に身を包んでいるリンチェイって素敵。

まぁ何だか香港版「ボディーガード」です、ハイ。まぁリンチェイなので、お色気は押さえ気味で純情なボディーガード君ですた。リンチェイにしては頑張ったほうの恋愛的要素が見れたのは収穫もの。もちろん、アクションはお墨付きですた。

それにしてもリンチェイのスーツ姿はスーツと言うより、“背広”にしか見えないのは何故だろう・・・

1994年/香港

監督:元奎(コーリー・ユエン

出演:李連杰リー・リンチェイ)/鍾麗[糸是](クリスティ・チュン)/鄭則士(ケント・チェン)/鄒兆龍 (コリン・チョウ