HK CINEMA LABO 映画と猫。ときどき雑記帳

映画ときどき猫。音楽、パソコン、趣味

エグザイル 絆/放・逐

STORY

マフィア組織のボス・大飛(サイモン・ヤム)の暗殺に失敗したため、数年間マカオを離れていた阿和(ニック・チョン)。逃亡生活に疲れ果てた彼は、妻(ジョシー・ホー)と生まれたばかりの息子を連れて数年ぶりにマカオへ帰ってくる。そこに現れたのは、阿和の4人の幼なじみたち。しかし、彼らの目的はそれぞれ異なっていた。火(アンソニー・ウォン)と阿肥(ラム・シュー)は大飛の命令により阿和を殺しに、そして泰(フランシス・ン)と猫(ロイ・チョン)は命を狙われている阿和を助けに来たのだ。果たして、5人の男たちの運命は… (Yes.Asiaより抜粋)

REVIEW

まだまだ公開は先ですし、楽しみにしている方も多くいらしゃると思うにので、多くは語りません。

正直、わしの中で『ザ・ミッション?非情の掟?』は超えないだろうと思っていますた。ところがどっこい!期待以上に大傑作!わしの中でジョニー・トー作品はこの映画が1番になりますた。

正月早々、こんな最高傑作観ちゃったら、次観る作品テンション下がりそうだよ・・・そう思えるくらい。

わし、あまりの出来のよさにもう三回も観ちゃった。

もちろん香港版で観たので言葉はよく理解できず。

でもね、この作品はそんなこと考える必要なんていらないくらい面白かった!

やっぱ、トー先生は映画全体に緊張と緩和を入れるタイミングがいいし、主人公達の構図や友情を描くのが上手いわ。

西部劇テイストな所もよかったなぁ。行き過ぎると気障になっちゃいそうな世界観だけど、その一歩手前のギリギリの格好よさが映画全体としてあったし、主人公の男達がとにかく粋で格好イイんだわ!!主人公全員に惚れたよ・・・

言葉があまり理解できなくてもストーリーに入り込める面白さがこの映画にありました。とにかくこの映画は観なきゃ損です。観ると体中に電気が走りまっせー!!

2006/香港

監督:杜峯(ジョニー・トー

出演:黄秋生(アンソニー・ウォン)/呉鎮宇フランシス・ン)/張家輝(ニック・チョン)/張耀楊(ロイ・チョン)/林雪(ラム・シュ)/何超儀(ジョシー・ホー)/林家棟(ラム・カートン)/任達華(サイモン・ヤム)