HK CINEMA LABO 映画と猫。ときどき雑記帳

映画ときどき猫。音楽、パソコン、趣味

フル・コンタクト/盗侠高飛

STORY

ベトナムのナイトクラブで用心棒として働いてるジェフ(チョウ・ユンファ)は親友のサム(アンソニー・ウォン)から借金トラブルで拘束されたとの連絡が入る。ジェフはサムを助けるため、サムを拘束した黒社会のボス、ホン(ナム・イン)の元へ向かう。事を穏便に済ませようとしたジェフだったが、ホンの怒りを買い命を狙われるハメに。そしてジェフはサムの借金を返すために、3人の男とともに強盗を計画した。しかし計画の完遂をまえに、ジェフは仲間に裏切られる。右手の自由を失った彼は、銃を左手にもちかえ、復讐の旅に出るが……。

REVIEW

この作品ユンファ角刈りです。どうもあの角刈りがなぁ・・・昔の日活映画を彷彿とさせてイヤ(苦笑)・・・なんて思いながら最初観ていたが、なんだかんだで観ているうちに引き込まれてしまった。角刈りだけどね。

怒涛のように展開していくところが飽きさせない。ヘビーなシーンもいっぱいあるけど・・・。チョウ・ユンファはやっぱ銃を持たせると右に出るのがいないです。やっぱ、格好いいなぁなんて思ってしまう。角刈りだけどね。(しつこい)

秋生さんが演じたサムは・・・もうね、非道い男。気は弱いわ、親友はアッサリ裏切るわ、親友の嫁をいつの間にか自分の物にしてるわで、なんちゅー情けない男なんだ!!とやっている事は腹立たしい奴。でもジェフ嫁(モナ)には優しい男なんだよね。だからサムという男が非道いけど憎めないんだよ。

にしても・・・ジャッジの手下の姉ちゃんが、どえらい淫乱女で残虐なのよ~。インラン過ぎてここでは書けんわ!!なのに名前は「ヴァージン」、狙ってるのか?何故かエロ要素が満載のこの作品。ただユンファだけがエロ要素全くなしでした。

しっかし、ジャッジ演じたサイモン兄が相変わらずが油っこい演技。もうね、キャラクターが濃すぎ!

だってモーホーで極悪で、「悪いことは何でも好きですけど、なにか?」と言う顔で笑っていて恐すぎ。このサイモン、ど変態です。私、アンタの演技に釘付けでした。そんなサイモン株、急上昇!!

ストーリーは見応え十分。ラストもなかなか格好良くシメてくれてます。

ただ、お子様が近くにおられる方、お気をつけ下さい。残虐なシーンやエロが多いです

1992/香港

監督- 林嶺東(リンゴ・ラム

出演-周潤發(チョウ・ユンファ)/黄秋生(アンソニー・ウォン)/南燕(ナム・イン)/アン・ブリッジウォーター/任達華(サイモン・ヤム)