HK CINEMA LABO 映画と猫。ときどき雑記帳

映画ときどき猫。音楽、パソコン、趣味

ブラックマスク/黒侠

STORY

北のある国で人間に改造手術と洗脳を行い、無敵の戦士を作り上げるプロジェクトが進行していた。彼らは“701部隊”と呼ばれたが、政府は実験の中止を決定、彼らの抹殺を目論む。しかし、唯一洗脳を免れたブラック・マスク=チョイ・チク(ジェット・リー)はこの謀略を察知し脱走に成功する。香港で平穏な生活を送る彼だったが、やがて何者かに命を狙われるようになり、黒ずくめの怪人ブラック・マスクとなって対決するのだった

REVIEW

ブラックマスクと呼ばれるヒーローの活躍を描くアクション。

ジェット・リー主演のこの作品、ちょっとと言うか、かな~りツッコミ所が満載。

主人公チョイ・チク=ブラックマスクなのだが、その被っているマスクが小学校の工作で作ったようなマスクなんです。何といいましょうか、あのアーモンドチョコのケースに入っているビラビラの敷き板みたいな・・・見た目バットマンのバッタモンのようだった・・・「なんちゅーセンスだ!」とかえって感心しました。

でもアクション満載。そこが格好いい見せ場となっていて、さすがJ・リーでんな!となるでしょう。出演時間が短いアンソニー・ウォンも相変わらず怪演です。マフィアな上に死体愛好者という役で当たり役的なところもあるというか、キャラが合うというか・・・短い出演時間というのに印象的です、えぇ・・・

おそろしくツッコミどころ満載の作品です。まぁストーリーを追うよりなんと言いますか、こだわりや期待を持たず楽しんで観るほうがいいです。でもこういう作品キライじゃない。

でも、観終わったあと、あのビラビラのマスクしか印象が残らない気が・・・

1997/香港

監督- 李仁港(リ・ジンコウ) 

出演-李連杰ジェット・リー)/劉青雲ラウ・チンワン)/莫文蔚(カレン・モク)/黄秋生(アンソニー・ウォン)/葉若華(フランソワーズ・イップ)/龍剛(パトリック・ロン)