HK CINEMA LABO 映画と猫。ときどき雑記帳

映画ときどき猫。音楽、パソコン、趣味

欲望の街 古惑仔1 コーズウェイベイの疾風/古惑仔人在江湖


STORY

同じアパートに住む幼なじみナン(イーキン・チェン)、サンカイ(チャン・シウチョン)、イー(マイケル・ツェー)、チョウパン(ジェイソン・チュー)、ポウパン(ジェリー・ラム)は学生の時から洪興社幹部のB哥(ン・チーホン)の舎弟となる。

洪興社社長チャンはカジノの上納金を要求したビルの殺しを命じる。5人はマカオに向かうが、反対に罠にはめられ襲われてしまう。そこでチョウパンは殺され、ナンは催淫剤を飲まされてサンカイの恋人とのセックスを強要される。それを知ったサンカイは怒り、従兄弟を頼り台湾へ飛び立つ。実はこの裏にB哥を邪魔と思っている同じ組の兄貴分のカン(フランシス・ン)が糸を操っていた。傷をおったままナンは香港へ戻りそこでナンの車の窃盗をしたサイ(ジジ・ライ)と出会う・・・

STORY

この作品は香港映画らしくシリーズものであります。

主人公ナン役を演じた鄭伊健がブレークした作品。黒社会を生きる5人のを若者を描いています。

香港で人気コミックの映画化。

この映画のはイーキン・チェンはマジ惚れます。

なんだろうね、やっぱ男前で友情に熱くて、ちょい不良ってのは女の子には永遠なのかも。

あとイーキン演じるナンのちょっと影のあるカンジがいいのかなぁ...

でも、それを凌駕する存在感を発揮するのはカン役のフランシス・ンでしょう。

そのキレっぷり嫌なやつっぷりには、憤死するのではと思うくらい怒りが湧きます。

こういう敵があってこその映画だな、やっぱり。

5人の幼なじみの人物設定もうまくまとめられていますし、その他の出演陣も結構豪華です。

ただこの『古惑仔』シリーズ1-4の構成はひとつひとつ違うのですが、シリーズごとに出演する俳優が同じだったりして、「アレ?この人、この前死んだよね??」とアタマが混乱します。

まぁ同じ俳優が違うキャラクターを演じてるってだけです。

そこは香港映画らしいと言うことで・・・・

結局主人公ナン達が洪興社幹部まで登りつめていく話ですね。

なんだかんだで見逃せない展開とキャラクターで存分に楽しめる映画だと思います、ハイ。

1995年/香港

監督:劉偉強(アンドリュー・ラウ) 

制作:王晶(ウォン・チン)

出演:鄭伊健(イーキン・チェン)/陳子春(チャン・シウチョン)/林暁峰(ジェリー・ラム)/朱永棠(ジェイソン・チュー)/謝天華(マイケル・ツェー)/呉志雄(ン・チーホン)